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スペイン政府公認 在スペイン日本人通訳協会

マドリッドはイベリア半島のほぼど真ん中にある。メディアが発達した現代は別として、つい最近まではヨーロッパの中でもセンス的なもので最も遅れていた首都と言われていた。外からの文化が入りやすかった港町バルセロナと内陸都市マドリッドではその差を肌身ではっきり感じたものである。これは良し悪しの問題ではない。どちらかと言うと素朴なマドリッドの方がクールなバルセロナより好きだった。19世紀末に興ったmodernismo(フランスで言うところのアールヌーボー)は保守的なマドリッドまではなかなか浸透せず絵画の分野でもそうだが建築の方も古典的なものの継承となる。マドリッドの風格ある建物と言うとその多くはネオクラシックである。そういった建物に目が慣れてしまった時に見る写真の建物はある種の新鮮な驚き与えてくれる。ガウディ自身の作品ではない。弟子であるjose grasses rieraの作品だ。ここで言う弟子とはガウディに傾倒した人と言う意味で直接学んだようではないようだ。いずれにしても充分ガウディを彷彿させるものがある。fernando6世通りとpelayo通りの交わるところにある。Longoria宮殿と呼んでいる。当時の新興ブルジョアで銀行家だったjavier gonzalez longoriaが1902に作らせている。ともかくマドリッドの建築物の中にあって異色である.  ゴルド

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 Gaudiの作品もうひとつ

 なんと荒涼とした景色が永遠と続くのであろうか,そんな印象を長い間持っていた。今から30年ほど前ヒッチハイクで新婚旅行に出かけた二日目、なかなか車が捕まらないし、雨もパラついてきたので仕方ない今日はここに泊るかと決めたのがアストルガだった。町の名前も存在も知らなかった。散歩していて偶然この司教館に出くわした時は言葉を失った。何だ、何だ、これは、丸でGaudiじゃないか。古びた板に直接書かれた説明書を見るとやはりGaudi作と書いてある。うらびれたロマネスクの教会だけが、この荒涼、索漠としたCastillaの大地に存在感と、か細い生命力を与えていると、勝手に思っていただけに。期待を裏切られたような、逆にとんでもない財宝を見つけたようなおかしな気分だった。今回30年ぶりに訪れて町の変貌ぶりには驚いた。近代的な建物も多くできていたし、活気もあった。派手な色の観光バスと派手な服装の観光客が多かったせいだろう。30年前観光客らしきものは一人としてみなかった。それどころか人の動きのない死んだような町だった。ロバに農機具を積んだ農夫をなぜか思い出すし、それが私のアストルガのイメージなっていたのかも知れん。  gordo
 Gaudiの作品というのは実に幻想的なのが多い。幼い時の童話の世界にいとも簡単に導いてくれる。俗化された大人たちを穢れなき純朴な子供の世界に一時的にしろ戻してくれる不思議な魔力を持っているような気がする。彼の作品はバルセロナの集中しているが他のところにも数は少ないがある。



サンタンデール県コミージャスにあるcapricho館 ゴルド


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