スペイン政府公認 在スペイン日本人通訳協会
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 修正のつもりが削除になってしまった。他人の記事でなくて良かった。暇に任せてもう一回。全く絞ることなく洗いざらしのGパンが一時間で乾いてしまう。その太陽光線の強烈さと乾燥度は日本では考えられない。40度を超える日でも木陰に入ると実に気分が良い。暑さの質が違う。ベトベト感がない。夏はスペインの方がはるかに過ごしやすい。しかし。春と秋はこれはもう絶対日本だ。独特のしっとりした風情を感じる。またもう一つ夏はスペインの方がいいと思うのは、下水がしっかりしているからだと思うが蚊がいない。日本製品はあらゆる分野で見かけるが金鳥蚊取り線香は輸入してもスペインでは売れないだろう。カラフルな家に洗濯物が干してあった。スペインの家はだいたい中庭があるから洗濯物はあまり通りから見ることはない gordo 暑い、これも地球温暖化の影響かな。今年の夏は例年より2.6度温度が高いそうだ。34年の在西で一番暑暑く思える。年のせいかもしれんが息苦しい。暑さのために亡くなる人々のほとんどが老人だから呼吸器官と関係しているのは間違いないようだ。昨年[2005年]スペインは120年来の大干ばつだった。冬に少しは降ったもののダムの貯水率は昨年よりさらに下がっている。地中海側のjucar,segura水系は各16パーセント、13パーセントと情けない数字だ。これで何百万人とやってくるバケーション客の飲料水をどうやってまかなうのだろうと思ったが、人間の生活用水というのは微々たるものだそうで問題は、農業用水、工業用水、テーマパーク、ゴルフ場等だそうだ。特に農業用水は死活問題である。太陽が豊富な地中海側は野菜と果物の欧州向けの巨大工場と言える。じゃあこの水不足どうするか、今日8月4日のEl pais紙によると淡水化プラントがまた新しく稼動すると言う。これでなんと66パーセントまかなえると言うから相当な規模だ。しかし、これには大変な電力が必要となる。スペインも電力の主力は火力発電だ。石油の高騰でこれまた頭の痛い問題だ。すでに風力発電はドイツについで世界二位の発電量だ。と言っても全体の発電量の5パーセントにもならない。この有り余る太陽光線があるのだから太陽光発電が有効だと思うのだが、発電コストは石油が1バーレル100ドルを超えないと経済的採算が取れないそうだ。しかし100ドルを超えるとなるとものすごいインフレになるだろう。どっちを取るか、諸物価の高騰で生活が苦しくなるのを取るか、あるいはこれで弾みをつけて太陽光発電が爆発的に普及し市場原理が作用して発電機器そのものが安くなるか、原油1バーレル100ドルのラインの攻防戦、面白くなると言ったら不謹慎かな。スペインへのバカンス客は今年も記録更新するようだ。リゾート地で聞こえる言葉は、ドイツ語、英語、フランス語の順かな。最近は明らかにスラブ系と思われる顔と言葉の連中も見受けるようになった。東ヨーロッパもゆっくりではあるがニューリッチも出ているようだ。 P.S後でわかったことだが、日本の家という家に太陽光発電装置を取り付けても電力消費全体の2%しかならないそうだ。なーんか絶望的になってきた。 ゴルド 美しい村である。村のシンボルともいえるのがこのローマ橋だ。村の入り口のところにある。ここから10キロも行くとキリスト教スペインの聖地ともいえるコバドンガだ。侵略したイスラム軍に始めて一矢報いることになる。滅ぼされた西ゴートの残党をまとめたドン ペラージョは洞窟に立て籠もりゲリラ戦を展開、正教一体、一枚岩の勢いの乗るイスラム教徒も砂漠地ならまだしも森林戦、山岳戦となると勝手が違う。しかも相手は神出鬼没のゲリラである。被害甚大。やーめたと引き上げたのが722年。この年に失地回復運動[レコンキスタ]とよばれる八世紀に及ぶキリスト教徒対イスラム教徒との壮大な攻防戦が始まる.コバドンガ自体は洞窟と比較的新しい教会があるだけでホテルも何もない。旅行者はこのカンガス、デ、オニスに泊まってコバドンガそしてそのはるか上にあるEnol,Ercinaと言う二つ湖がある絵のような美しい所まで行くのが定番だが、絵のように美しい所というのは誰でも行きたいのか交通規制されるようになって一般車は入れなくなった。バスがでている。gordo
北スペイン、アスツリアスとかカンタブリア地方など大西洋に面した地方にはやたらと豪勢な家が多い。その昔南米にわたり一旗上げた連中が帰国して争うように建てたものである。自分の人生の成功を誇示したかったのだろう。必要以上に豪華に造ってしまい後の維持、管理ができず廃墟になっているのもある。関西の三大都市の人々の気質を揶揄して京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、神戸の建て倒れと言っているが、さしずめ北スペインの連中はこの建て倒れにあたるのではないだろうか。港町神戸は外国からの文化が入りやすく自然ハイカラになってしまったわけだが、人よりもより立派な家、これが昂じて建て倒れも出てくるようになったと思える。似ているような気がする。ちなみに京都の着倒れはいわずと知れたアンダルシア地方、暖かいから自然外にいる時間が長くなる。大阪の食い倒れに当たるのは中部スペインの連中ではないだろうか大陸性気候で特に冬場は家に閉じこもりがちになり食事にお金をかけるようになったような気がする。セゴビアの子豚の丸焼き、アビラのTボーンステーキ、そして子羊のあばら肉の炭焼きどれも美味である。ゴルド
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