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スペイン政府公認 在スペイン日本人通訳協会
雑誌を読んでいると中には美しい文章であったり、特に興味を引く内容だったりするとすんなり読み進むのだが多くの場合途中で投げ出してしまうときがある。これが写真週刊誌だとすんなり読める場合が多い。これは自分がおおちゃくになって物事を連想すると言う仕事を無意識に面倒に思うようになったのではないだろうか。きっとそうだ。それに間違いない。そしてさらに単なる風景写真より人間などの動くものの写真の方がそこに書かれた文章は理解しやすく、現実感も出てくる。これは動くものというのは(写真だから動きはしないのだが)前後の動きを無意識に想像させるからではないだろうか。勝手に脳が働いているのだ。きっとそうだ。間違いない。写真はナバラ地方エステジャの朝市の風景。以前のツアーは旅の行程に余裕があるのもあったからよく朝市を案内したものだ。そういった時のお客様の目は輝いていた。こちらも喜んでもらってやりがいがあって嬉しかった。こういう庶民の生活の場がわかるふれあいの旅をやりたいものである。朝市に関してはまた別の機会に書うと思う。旅の魅力と言って間違いない。 ゴルド 都会から離れて、ピレネーの裾野の山の空気でも吸おうと思い、良くパンフレットを読まずに旅の申し込みしたら、なんと、なんと、ロマネスク巡りでした。怠け者の私の旅の目的は素敵なホテルに泊まり、美味しいものを食べて、美しい景色をみることなのですが、まあーなんと、ロマネスクの教会、寺院、絵画、彫刻と、私にとっては大変なお勉強の旅でした。私の狭隘なる脳裡に残ったのは、バルセロ-ナのモダン派の建築家とキュ-ビズムの画家達に影響を与えたのが、初期ロマネスクの建築物及び壁画、とのこと、初期ロマネスクの教会の納骨堂の柱及び天井をみていると、ガウデイのグエル公園及びコロニア、グエルの柱、天井が思い浮かばれ。。壁画に出てくる牛の顔はまさにピカソのゲルニカに出てくる牛の顔と同じなのです。どんな天才もやはり、必ずネタがあるものなのですね。。なんであんなものが頭に浮かび上がるのか、ただただ感心していたのですが。。。。 レリダ県のある街、この写真の突き当たりの右に司教区博物館というのがある、8世紀にSanto Toribio de Liebana の 修道僧 ベアトによって書かれた、ヨハネの黙示録の解説書があっという間にあちこちで写本され、そこにロマネスクの挿絵が施され、スペイン国内、及び、西欧の重要な図書館の棚を飾るようになる訳ですが、4年前に〔私が旅したのが2005年の九月)Seo de Urgellの司教区博物館の写本がぬすまれ、最終的には警察が介入して無事もどされたわけですが、ページが1枚ぬけていたそうです。それを盗んだのはロマネスク美術の収集家の精神科医とのこと、勿論、自分、自らの手でぬすんだのではなく、若者を雇ってやらせたわけですが、その若者達は監獄に入ったようですが、張本人はどうなったが?私が聞き落としたのかわかりません、旅が終わった数日後、旅で知り合った女性が盗まれた写本に関する講演会があることをメールで知らしてくれましたけれど、私は用事があっていけなくて残念でした。 レリダ県のある奥深い村、案内人がいなければ、だれも行き着けないような所にこんなロマネスクの教会があった、スペインの北は勿論あちこちにロマネスクの教会があるわけだけれど、これは個人がこの土地を買って、寄付金で何十年もかかって修復したそうで、修復師も側にいました。もう60代も後半という感じの人(勿論、彼一人だけではなく沢山の人々が従事したわけですが、その様子を白、黒の写真でみせてくれました)そのアルバムを我々にみせるべく、案内人が村まで取りに行くの40分以上またされましたが、だれも、いらいらする事なくのんびりと待っていました。私に日本人かと聞くので、そうだと答えたら、日本人も時々来る事とのこと、日本人って凄いもんですね、こんな小さな村のしかも人里離れた所にあるのに、ガリシアのルーゴのermita(此処も人里離れたところ)そこにも日本人が来るって案内のermitañoが言っていました。 |
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