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スペイン政府公認 在スペイン日本人通訳協会
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去年、なんの知識もなく、ポンとこの街にバスから降された時、この街の重厚さに強烈なインパクトを受けた。マイセンから25キロ、ザクセン選帝候の宮廷都市として12世紀末から栄えた街、軍事的には特に重要性のないこの美しい街が第二次大戦の末期、1945年の2月13日から14日かけて、イギリスとアメリカ軍が無差別攻撃を行い町の85%を破壊する、ソ連軍の進撃を空から応援すると言う名目で、戦略的に意味のない空襲であり、国際法にも違反している、ナチスの空襲を受けていたイギリス国内でも批判の声が起こった。終戦後はロシア側の支配下に入り、1989年、東西統合までは東に属していた。私の見た建物は戦後及び東西統合の後に復元したものだが、黒ずんで、苔むした、青銅の屋根を持つツインガーー宮殿はまさに昔そのもの姿を残している。現在は建物の殆どがオペラ座、博物館、美術館として使われている、あれだけ爆撃され、ほぼ廃墟となった街を昔さながらの姿でここまでやると言うことは、ドイツ国民に深く敬服する。





オペラ座、手前はザクセン王ヨハンの騎馬像







ツインガー宮殿内の磁器収集室のマイセンの磁器



歴代君主馬上行進図、マイセン製磁器のモザイク、ザクセン国を支配したべツテイン家出の君主連が描かれている



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